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Metrid Other-Mレビュー

メトロイド オモロイド

のキャッチフレーズがメトロイド2以来久しぶりに使われた今作、Other-M。
海外での前評判はピンキリといった所でいまいちパッとしない評価がなされていた。
しかし最近めっきり減った横スクロールアクションの要素を残し、現在の技術力で作ったファミコンソフトとして復活したメトロイドにときめきを感じてしまった自分はそんな評判を他所に購入を決意しました。
クリア後にある条件を満たすと出現するハードモード以外は体験してのレビューなので、買おうかどうか迷ってる人は合うか合わないかの参考にでもしてください。


Metroid Other-M

metroid-other-m-samus-screenshot.jpg

あらすじ(wikipedia引用)

サムスとスペースパイレーツの惑星ゼーベスにおける最終決戦でパイレーツが壊滅してメトロイドが絶滅したてから月日が経ち、これらはすでに過去の記録になろうとしていた。

そんなある日、サムスはスターシップで航行中に救難信号を受信する。発信源であった巨大な廃棄コロニー「ボトルシップ」に到着したサムスは、先の到着していた銀河連邦軍の部隊と対面。奇しくもその部隊長は軍に所属していた頃の上官であり、彼女が一番の理解者と慕っていたアダム・マルコビッチであった。潜入したサムスとアダムたちは、活動を再開しているコロニーと研究員の遺体、そして異形の生物が徘徊しているという光景を目にする。コロニーで起きた事態を究明するべく、サムスはアダムの指揮の下で探索に乗り出す。


時系列としては「スーパーメトロイド」と「メトロイドフュージョン」の間を埋める形となっており、所謂外伝やパラレルの世界といったわけではないのでメトロイドのストーリーを追いたい人にはプレイ必須といえる。
特にメトロイドフュージョンをプレイした人には是非プレイをお願いしたいぐらいだ。

さてさて、問題のゲーム部分
毎度毎度良い所ちょっと言ってからの悪い所ばっか掘り出すレビューもあれなので今回は最初に悪い点をあげていく。もう一度言っておくけど「最初に悪い点をあげていく」だけで悪い所しかないわけじゃないヨ。
まず、プレイした人全員が満場一致で口にするのは「主観視点のダルさ」だろう。
今作のOther-Mは「wiiリモコン一本で操作が可能」というコンセプトで操作方法が作られているが、主観視点にする際には他のシューティングゲーム同様にリモコンを画面に向けて構えなければいけない。
発想としては悪くないのだが致命的なのが主武装で必須の武器でもある「ミサイル」を撃つ際にもこの操作が必要で、戦闘中に敵が激しく動きまわって攻撃してる中、一旦立ち止まり相手に昇順を合わせてロックオンしたのを確認してから発射というなんともスピード感に欠けた手順を取らなければならない。勿論敵はこの時攻撃を中断してくれるわけもなく(構えた時に若干画面がスローモーションになるが)横から後ろから攻撃されるリスクは当たり前で、前方の敵にもえっちらおっちら照準を合わせてる最中に攻撃される事もしばしば。そもそもミサイルが有効なシーンが敵の大振りな攻撃を避けた後、と設定されているシーンが多いのでしっかり敵の攻撃を避けて安全を確認してから放てば全く問題は無いがゲームを進めていく内に数十発と持てる為スーパーメトロイドシリーズの様にミサイルを放ちまくってのゴリ押し等やりたい所である。
また、こっちの方が人によっては不評かもしれないが所々強制的に「サーチングビュー」をさせられるシーンがある。「サーチングビュー」は主観視点で周りを見渡し、あやしいオブジェクトをチェックする…といった類の物だが、プレイヤーが照準を結構近くに合わせるまではヒントも無く、その前に流れるムービーや無線等にも情報が無い場合が多い。特にあるシーンでは草も生えている平原で何の前触れも無く「サーチングビュー」が始まり「緑色の血」を選択しろという無茶ぶりもあった。(自分は運よく視点を回してる最中に照準が合った)
また、進行やアイテムの探索等で経路を探す時、グラップリングビームを使う際にも「サーチングビュー」を多様するので、アイテムを見逃さずにプレイしたい人はコントローラーを横じゃなく、画面に向けてる時間の方が多くなるかもしれない。敵を倒しても今作ではアイテムを落とさないので倒す必要が無い敵はスルーした方が良いと、普通にプレイしていればすぐに気付くので敵を倒す楽しみもイベントぐらいでしか味わえない。

ちなみに、シナリオ部分に関してはどうも人によりけりのようで、今作ではサムスが感情を全面に押し出しており、サムスのイメージを頭の中で固めてる人はちょっと注意が必要かもしれない。軽いジョークこそそんなに飛び出さないものの他人を小突いたり、必要以上に恐怖したり、泣いたり、が普通なので「喋らないサムス」に慣れてる人は終始違和感を感じるかも。実の所、自分は「メトロイドフュージョン」と「プライム」しかプレイしていないのでテキストが少ない時代のサムスをあまり知らないせいかその辺りは気にならなかった。海外で評価が割れる原因となった「自分のサムス象」はプレイしたタイトルで決まるのかもしれない。


そんなこんなで不満点をあげたわけだけど、勿論良い点の方が大きい。
まずシンプルに「wiiの技術でファミコン」という所には嘘偽りがない。2.5Dである本作は奥行きがパッと頭の中で取れなくても進行方向にキーを押してれば進める方向に進んでくれるし、段差などは極端に落ちる所だけジャンプしない限り見えない壁に阻まれていて、些細な事でやり直しを強要される事はない(罠として設定された落下ポイントは別だが)
ミサイルの点を除けば攻撃攻撃も敵は三次元的に展開しているもののサムスが敵の方向を向いていればほぼ必中でビームを当てる上に、従来のシリーズのように横軸縦軸を合わせたり、当たるようにサムスの発射角を調節する必要は全く無い。1ボタンで走りながらシンプルにボタン連打やチャージショットを撃ち、障害を排除していく操作感は簡単かつ爽快で、過去メトロイドで苦戦した方でも難なく乗り越せそうな感じだ。
アクションゲームによくある緊急回避「センスムーブ」も十字キーを避けたい方向にちょこちょこ入力してればいつでも発動可能で、避けた瞬間にショットボタンを押しこんでいれば即チャージが完了する。これによって敵の攻撃が激化すればする程、こちらも強力な攻撃を連発できる仕様になっている。「避ける」という重要性を教えつつの攻撃なので自然と敵のパターンを観察する事にもやぶさかじゃ無くなり、その後のボス戦も難易度が高い、低いに関係無く泥臭い展開にならずにクリアできるのは凄い、と感じた。自分のS.T.A.L.K.E.R.のプレイを見てもわかる通り基本が脳筋の思考なのでこういったゲームでも普段ならゴリ押しに頼りがちだ。
また若干特殊な操作手順も常にヘルプが表示されるので(OPTIONでの設定次第か?)急にQTEの様な展開になっても難なく乗りこなせる。クライマックスのあるシーンではノーヒントだったので一瞬戸惑い死ぬ所ではあったが…。
演出面もチーニン宜しく中々に優れており、サムスの成長を描いた場面では相応の盛り上がりを得られる。敵の恐怖演出もさながらに、サイズとしてはあまり大きくない敵も戦い方やモーションで大きさを際立たせていた。

全体としては基本横スクロールのメトロイドに+αでこんなにもカジュアルになるのか、といった所で外注での一作目でこの出来は見事なんじゃないだろうか。もし、万が一にも二作目が出るなら過去作のリメイクか、もしくは過去作のシステムを踏襲しつつもOther-Mの2.5次元アクションを楽しませてくれるゲームを出して欲しい。
評価としては凡作以上良作ギリギリといった出来だが少なくともメトロイドという作品を体験する上では全く不備がないので、ここから過去シリーズに興味を持って行く人もいるだろう。
久しぶりにwiiソフトを購入したけど、やっぱりゲームの面白さで最重要される部分はディスクの容量の多さでもポリゴンの多さでもテクスチャの細かさでも無く、操作感と画面の見せ方、用意されたルールが前提というのは未だSDという土俵で戦わなければいけないwiiで久しぶりに感じさせられた。PSNでのぽちゃぷりやXBLA等にもそういうゲームは確かにありますけども。
Other-Mも立場としては大作なので経営面や企画としてはそこからなんとも言えないのですが(売上も劇的に良い方ってわけじゃないし)、HDで作る余裕が無い会社が多い現在、もう一回「カジュアル」という点について見直したシンプルで面白いゲームをたくさん出して欲しい所ですね。


今回は大体こんな所でレビューを終わりたいと思います!
長ったらしい文章を見て下さった方どうもありがとうございましたっ
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Author:あんだーそん
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