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映画「JUAN OF THE DEAD(邦題:ゾンビ革命)」レビュー

皆さんおはこんばんちは!
広告を消すために過去の記事を編集したのを除けば新しい記事を書くのは実に数カ月ぶり。

今日もふらふらとニコニコ動画を眺めていたらどうやら去年10月あたりに新宿の劇場で見た「JUAN OF THE DEAD」の配信が決定していた。この映画は元々ニコニコニュースにて「ショーン・オブ・ザ・デッドに並ぶ」という程絶賛していた記事があり「そんな面白いのか!」と思いはぁはぁさんと見に行った。ショーン贔屓のフィルターがかかっている事もあってあまり満足はしなかったものの映画の作りこみやキューバという珍しい産地のゾンビ映画を見れたという点においては視聴できて非常に良かったと思う。


例によってレビュー本編はネタバレ注意なので視聴済みorネタバレ気にしない人はmore...から

愛する人、殺します。

「ニコニコニュースでショーンと並べられて絶賛していた」という事に惹かれて観賞した事が一種の失敗だったかもしれないと今は思う。

キューバ初のゾンビ映画にも関わらず、絵面はとても丁寧な作りで日夜大量生産されている「○○オブ・ザ・デッド」の様な作品群に比べ一個頭は抜けている。
トレイラーでは様々な方法でゾンビを倒す描写が目立ち、とにかくお馬鹿なノリを重視した映画なのかと思いきやキューバという国の体制や歴史を皮肉った演出もがっちり入っていて、ただのゾンビ映画では終わらせないという制作陣の情熱が感じられる。ゾンビを反体制派やらアメリカの陰謀だと決めつけそれを疑わない政府やフアン達の姿はどこか間抜けなのだが、そういった腐敗している彼らをゾンビとして例えてしまうのがえげつなくも分かりやすい構造なのがこの映画の上手い所だろう。

個人的に好きだったのは「ゾンビになってしまった家族を殺す代行業を始める」という話。
この映画のあらすじやキャッチコピー等でも強く扱われており、尚且つアクションシーンが最も多いチャプターでもある。各々が好きな武器を使って戦う姿はセリフが無くとも特徴を際立たせるには十分で「一体この中の誰が死ぬんだ!?」という楽しみが増していった。派手なアクションやCG、カメラワーク等ゾンビ映画に使うには勿体無いぐらいの全力投球なのもまた面白い所だ。

が、問題なのはこの「殺害代行業」という要素は「JUAN OF THE DEAD」全体で見れば本当にちっぽけな要素でしかないという事。パンデミックが止まらない以上、いずれ依頼主がいなくなるので立ちいかなくなる事が予測できる仕事なのだが依頼人が減る事による苦悩や環境の変化は殆ど描かれず、またその代行業を始めた事によって得られた成長みたいなものが主人公達には全く見られない。
こちらで作られた広告とはいえ「愛する人、殺します」と書いてあるのだから、それを期待してしまうのは当然だと思うし、ストーリー終盤では最早あっても無くても問題ない設定になっているのだからガッカリだ。
死んでしまうキャラクターも盛り上がりの山でも谷でも無い所で放り出されてしまう為にもやもやとしたものが残るし、生存者達も応援したくなくなる様な事を平気でやってしまうのが痛い。
まだ助かる様な人を不慮の事故とはいえ殺害して平然としてたり、車椅子に座ってるおじいちゃんを地面に放り出して囮にする所とかギャグでやっているのは分かるが個人的にはちと度が過ぎていた。
これが「ショーン」のエドみたくどうしようもないドジ故の災害ならまだ笑って見過ごせるが、どれもこれも悪い事をするという自分の意思があって行なっているのでどうにも好きになれない。ディクテーターだとか、そういう世界観と設定での話ならまだしも、そういう行いをしといて何のお咎めも無しなのは一体どうなのだろうかと素に戻ってしまうぐらいだ。
また、オマージュかどうかは知らないが最終的に主人公の「フアン」とその親友である「ラサロ」の友情が深く描かれる為に余計に「ショーン」を通して見てしまう。もしかしたらそのシーンが「愛する人、殺します」というコピーを表している一つなのかもしれないがあまり納得はいかない。こればっかりは自分の目で見て判断してほしい。


正直そんなに悪い映画じゃないのに駄目な所ばかり浮かんでしまいあまり良い所を書けなかったのが悔しい。
ポールと車を使っての大量首チョンパシーンなんかこの映画にしかないものだし、とても良くできているゾンビ映画という煽りに嘘は無い。
それでも先に自分が好きな「ショーン」と並べて語られるとその脚本の荒さ故に、光っている所全部に埃が積もってる様に見えてしまい素直に楽しむ事ができなかった。(とはいえ映画を見た直後は「何か凄かった」と一緒に来てたはぁはぁさんに言ってた様な思い出が…
前情報なし、ショーン無し、キューバに関する漠然としたイメージありみたいな環境で視聴に挑めば印象はまるっと違かったと思う。初のゾンビ映画、しかも決して裕福ではないキューバの中でこんな良い出来のものが作れるのだから次はもっと凄い作品が出てくるかもしれない。
本レビューでは自分の実力不足故にボロクソ気味だったけど決して見て損は無い作品です。
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theme : 映画レビュー
genre : 映画

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