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9月に観た映画雑感

自分にしてはそこそこ多く作品を観賞した月になったので内容を思い出すついでに雑感をば。

いつものレビューみたいに長々とは書かず、本当に「感想」程度のものだけどネタバレも含むので視聴済みやネタバレOKな方だけmore...から。基本的に一部を除いて面白いと評判のものしか観てないです。
ちなみに予告の動画も貼り付けているので少し重いかも。

タイトルは

リンカーンVSゾンビ
スーパーマン・リターンズ(2度目
グラン・トリノ
ユージュアル・サスペクツ
ブルース・ブラザーズ
ヘアスプレー
ニュー・シネマ・パラダイス
ヘンゼル&グレーテル
裏切りのサーカス
セブン
雨に唄えば
エド・ウッド
ディフェンドー闇の仕事人
スクール・オブ・ロック
ガタカ

です!


リンカーンVSゾンビ


自分が大っ嫌いなバトルフィールド東京のアサイラム製。この年はコレ一本だったようで気合は入ってる希ガス。
だけど本当に面白くねぇ!!見どころはリンカーン少年がゾンビ殺す所とリンカーン大統領がゾンビ殺す所。そしてリンカーンがゾンビに噛まれる所とリンカーンが暗殺されそうな所。
この映画見たおかげでリンカーンが暗殺された事覚えました。

スーパーマン・リターンズ(2度目



マン・オブ・スティールのレビューでこれを持ちだしてこき下ろす人多すぎてちょっと嫌いになった作品。
内容自体は古き良きスーパーマンで流行りのセカセカした展開やアクションが苦手な人はこっちのが合ってる。「スーパーマンって凄いんだ!!」っていうのを伝えたいだけの映画だからクラーク・ケントに扮してる時やストーカーマンしてる時に命落としそうな人はどうしてるんだとか野暮なツッコミはいれ始めちゃダメ。
スーツのデザインは流石に古く、冒頭30分後ぐらいに描かれる飛行機での人助けシーンが盛り上がりのピークだしレックス・ルーサーは可愛いハゲポジションに落ち着いちゃってるしラスト30分がずっとお別れの挨拶みたいになっててだれる…とか一度目はあまり気にしなかったけど尺の使い方に関しては問題ありまくりのような…。
ただ、このノリのスーパーマンを更に洗練したものも何時か見てみたいかも。
往年のスーパーマン知らない人や懐古嫌いな人からしたら退屈かもしれないけど駄作なんかじゃないとは思う。

グラン・トリノ



俳優としての顔(しかも大抵漫画知識)ぐらいしか印象になかったクリント・イーストウッドだったものの映画に詳しい友達から「監督作品が素晴らしい」とのお告げをもらったので一番評判良いのを視聴。最高。
最強のふたりを観てて気づいたけどさりげない会話の積み重ねで人間関係が変わっていく様子を見るのが好きみたいでドラマ分だけでも十分腹一杯になれる作品だった。そこに古き良きアメリカやイーストウッド本人の贖罪が合わさって彼の主張がじんわり伝わってくる感じ。ただ、海外の人の演技って言語の問題で良し悪しわからない事が多いけどある一件で驚きを隠せない、という意味のクリント・イーストウッドの演技が大根すぎてダークナイト・ライジングのタリアとだぶったのは良い思い出。

ユージュアル・サスペクツ



何褒めてもネタバレになるってどこかで見たから気になって見たんだけど本当に何褒めてもネタバレになる。ネタバレOKな方は~とか書いたけどこればっかりは本当にまっさらな状態で見て欲しい。
意地になる人は素直に受け止めたくなくなると思うし、最後のどんでん返しも見る所間違えた瞬間全く面白くなくなるからオススメはしないけど稀有なサスペンス作品なのは間違いない。

ブルース・ブラザーズ



もう最高。ミュージカル祭り第一弾。
今でもTVで流れるおなじみのBGMや当時のハリウッドの力を見せつけるかのような豪華なセット、ミュージカル、カーチェイス。コメディ番組の延長線上で作られた?らしくギャグに肩の力が入りすぎてないのも良い。素直に笑って素直に楽しめる良い映画。

ヘアスプレー



ママボルタです。ミュージカル祭り第二弾。
個人的に今月一番のオススメ。少なくとも悪い反応は無いだろうという安心感。
ブルース・ブラザーズと違ってこっちはカーチェイスなど派手なアクションは無いけど楽曲が素晴らしいしどのキャラクターも生命力に満ち溢れている。容姿なんて関係ない。「楽しい」という気持ちが大事という事を再確認した映画だった。
お気に入りの楽曲は「Ladie's choice」

ニュー・シネマ・パラダイス



どっかのレビューで「この映画で得たものは最後のシーンであの老人がとてつもない変態だとわかった事だけです」という一文を見て失礼極まりないなと思ったものの、トトが見なければ本当にただの変態フィルム集なのだからアルフレードは保管に気を使ったのではないかと疑わずにはいられない。
どうでも良い文章から始めちゃったけど所謂「泣き映画」で出会いと成長と思い出一つ一つに映画に対する暖かい思いが込められていた。自分が好きだったのは「故郷の事は忘れろ!」とアルフレードが念を押してトトを送り出すシーンと、トトがアルフレードの形見を再生するシーン。
前者は本来無茶であろうお願いをするアルフレードとそれを飲み込むトトの深い絆が良く表れてたし、最後のシーンは劇中のトト同様頬が緩みきって仕方なかった。涙腺がまだまだ硬いので泣きはしなかったのだけど映写室でのトトとの思い出を繋いでいったアルフレードの姿を想像するだけで暖かい気持ちになる。
ちなみに自分が見たのは劇場公開版。

ヘンゼル&グレーテル



童話でも特に有名な話がベースの作品。
紹介された時は「魔女殺しに味をしめてしまい~」とか言われて歪んでるなぁと思ったけど生い立ち自体は割りとありがちなもので殺しを楽しんでるといった描写は特になかった。
似た系統の映画でヴァン・ヘルシングのクライマックスが個人的に合わなかった自分としてはこっちの方が好みの展開で、魔女の弱点を突いた後の彼らの無双っぷりと最早時代設定がわからない銃器類の数々が面白くてたまらなかった。
なにより、お菓子を食べさせられすぎて糖尿病になったヘンゼルが数時間ごとにインスリン注射を打たないと死んでしまうという妙な設定自体馬鹿丸出しなのにクライマックスにもその要素をねじ込んでくるんだから笑わずにはいられない。OPやEDも中々綺麗だし時間が短いので手軽にB級ファンタジーアクションが見たいならオススメ。

裏切りのサーカス



あったまいてぇ!!!!(一回目)
ああああああああ!!!!(ニ回目)

って感じ。向こう(イギリス?)では原作知ってて当たり前の作品なので様々な情報は限りなく抑えて表示されているせいかサスペンスにも全く馴染みのない自分にとっては一種の知能テストの様な作品だった。
とはいえ画面の色彩やレイアウト、役者の演技や音楽はどれも最高レベルで動きは地味ながらもシーン一つ一つに何かしらのメッセージが込められている事は最初の視聴でもわかった。そして、2度目の視聴時にはそれが殆ど理解できるようになっているのだからこの映画は凄まじい。
エンディングのしめ方だけでも一見の価値があると思うがどうにも前のめりに映画を見る人でないと途中で眠くなったり意味不明で投げ出したくなるかもとも思ってしまう。常にどよめく同性愛臭も好き嫌いがわかれるのではないか。自分はそれ含めて面白かったけど。


セブン




むっなくそわりぃ!!

全然違うと思うけどこれにカタルシスを足したものがダークナイトの船のシーンの印象。
ピースが繋がっていくと同時にブラピの奥さんの描き方がフラグに変わっていってラストは予想通り…という感じ。犯人の護送中にブラピが言ってた様に一般市民は凄惨な事件の事なんかすぐ忘れるのだろう。
肝心なのはブラピは最初から最後まで感情で動く人間というのは変わってなくて、本当の意味で主人公をやっていたのはモーガン・フリーマンだという事。今後彼がどういう行動を取っていくのかはわからないけど希望を見つけた事には間違いないので定年退職後も独自の方法で無関心と戦っていって欲しい。
お気に入りなのはアジトがばれたとわかった瞬間、犯人がヌルッと発砲してくるシーン。
何されたのか一瞬理解できない感じ、いいよね。

ちなみに犯人役のケビンスペイシーはスーパーマン・リターンズとユージュアル・サスペクツにも出てる。

雨に唄えば



ミュージカル祭り第3段。
ニコニコの手描きアニメで凄くいいものがあってそれの影響で見たんだけども~う最高。
流石往年の名作と言われるだけあるし当時のハリウッドのショービジネスのレベルの高さが伺える。
どうだ!踊りも歌もセットもすげぇだろ!!と言わんばかりに楽を押し出してくるんだけどしっかりと映画界の転換期も描いていてそれがまた面白い。まだ実例が少なかったトーキー映画に挑戦するもマイクも今ほど高性能でないし大きいので隠し場所には困るし指向性が強すぎて音も拾ってくれず監督が憔悴するシーンは何度見ても笑える。
そういった小ネタが所々効いているもののやはり主演三人の名演がこの映画の醍醐味なんだろう。
先のブルース・ブラザーズやヘアスプレーもそれは素晴らしい映画だったと思うけど「人間のパフォーマンス」という点においてはこの映画が圧倒的に勝っている。とにかく動きはダイナミックだし笑えるし、まるでディズニー映画のアニメーションの様な動きに「CGじゃねーのか!?」と言いたくなる。
実際、今見ても映像自体見劣りしないのは現実とは少し離れた彼らのパフォーマンス故なのでは。

唯一不満があるとすればラスト直前のブロードウェイミュージカルが長すぎやりすぎ。
あそこの尺をちょっと最後に回して大団円ミュージカルやった方が好みかな~とは思ったものの二人の世界の邪魔をしてはいけないと思ったのでオチ自体はあのままで良いです。

エド・ウッド



所謂クソ映画を情熱で作り続けた実在する映画監督を描いた作品。
AVGNの「エド・ウッドマラソン」にてその存在は知っていたし、彼が関わったかの有名な「死霊の盆踊り」も視聴済みだったのだけどこの映画の彼を見て印象がとても変わった。一日に何カットも撮影するその姿や現場の友人達が本当に楽しそうに撮影しているシーン一つ一つが高校時代、本来の卒業制作を投げ出して同級生と実写映画を撮影していた自分の姿と被ったし、才能は無くともひたむきに夢を追い続けるその姿にも心を打たれる。
映画というジャンルが兎に角好きで自身の才能に疑問を持ち続けても出会いやチャンス、そして行動力がその雲を晴らしていき今作の様に自身の伝記映画が作られていくのだから面白い。
1994年の映画だが映像は演出によりモノクロで当時の雰囲気を再現する事に拘っている。中でも凄いのは撮影現場の再現度。今ではニコニコに数本エド・ウッド映画が上がっているのだけど劇中のセットや役者はそれらに瓜二つであたかも過去を体験した気分になれるのだ。
全体的にしっとり、明るい映画ではあるが幕が下りた後の彼の人生を考えるとやはり切なくはある。
映画好きや現場を体験した事ある人には絶対オススメできる傑作。


ディフェンドー闇の仕事人



「キックアス」や「スーパー!」と同じリアルヒーローもの。
実は映画としては上記2作品よりも早くリリースされている。
やはり一般人がヒーローをやるとなるとどこか滑稽な所が目につき、それをコメディ部分として昇華させるのが王道なのだろうが「ディフェンドー」では容姿を馬鹿にされるもののそれを茶化したシーンは殆ど無い。
ほぼ全編シリアスな展開で少し重いのだけど「漢のヒーロー」をここまで描いているものはそう多くない。
知的障害者だけど兎に角真っ直ぐで純粋な主人公アーサーの行動には「ヒーロー」を名乗る資格があるし、多くはないが彼に救われた人は確実に存在している。一般人という同じ視点のエゴだからこそ同じ一般人に伝わる正義を上手く描いた作品だ。

惜しいなと思ったのはキックアスやスーパー!に比べて印象的な音楽やシーンが少ない事。
自分はOPの出来でスーパー!が一番好きです。


スクール・オブ・ロック



ロックしようぜええええッ!!!!
馬鹿で明るいロックフルな映画。
ひょんな事から補充教師として小学校に赴任する事になった主人公がルームシェアしてる友達が催促してきた家賃の為に生徒をたぶらかしてバンドバトルという賞金の出るライブに出ようとするお話。
何が良いって王道のストーリーながらそこに良質の音楽が乗せられ、役者の表情や仕草が徐々に変化していく様がわかりやすく彼らの絆ににんまりしてしまう所だ。ジャック・ブラックの歌も最高だが熱のあるその演技にはダメ人間ながらもついつい同情してしまうし、最後には彼の親友であるネッドや生徒の皆を羨ましく思ってしまう。
ガチガチの学校でガチガチの英才教育を望む子供たちの親御さん達も将来彼らがどこかで輝く為にあえて厳しくしてるわけでクライマックス、ステージで輝く子供達を見て素直に喜ぶ姿は微笑ましかった。

気になったのは終始ベースの女の子がひたすら地味に描かれてた事。
エンディングで楽器隊のソロを一つずつやるんだけどそこでも何故かベースだけソロがなかった。なんで?

ガタカ



傑作の一言。「だが希望はある。だろ?」という検査医の台詞とその後のシーンに凄くジーンと来た。

遺伝子操作によって生まれる人間が当たり前の世の中、適正者と不適正者として科学的に分けられ可能性を追うことができない世界が舞台なんだけど実際の所は今の社会となんら変わりない。違うのは「科学的に」判別できるというだけで多くの人は生まれた環境や才能によって自分を枠の中にはめてしまいヴィンセントの様に抗っていないからだ。
実際にヴィンセントは生を授かった直後科学的に出された寿命等々の欠陥は劇中では一部を除いて発症せず、努力という才能かもしくは本当に宇宙飛行士の才能があったからこそ夢を掴めたのだろう。
でもそれは壁や天井に抗った結果であり、彼はその障害を何度だって味わってきた。
だからこそそれを知っているジェロームや彼の弟、そして科学的差別により希望の職につけなかった息子を持つ検査医は彼の生き方に希望を見て宇宙に送り出したのだ。

劇中、彼はくどくどと言葉で苦労や悩みを打ち明けたりしない。(というかできてもジェロームだけ。
夢の為に自分の痕跡を一切消す等の徹底っぷりを見せつけるし、ピンチも想定内のものから想定外のものまで切り抜ける。もし自分自身がその立場になっていたらと考えると毛が幾つあっても足りない程のストレスに見舞われるだろうが、それも彼はやってのける。とにかく行動で夢を追っていく姿には心を打たれずにはいられない。

ある意味「作られた者」と「選択できる者」を描いてる点では前に見た「マン・オブ・スティール」に似たものがある。あちらの設定はこちらよりもガチガチなので作られた者は自分で考える余地も残されてないというのが悲壮で面白くなっているけど「ガタカ」は遺伝子操作されて生まれた人達も含めてキャラクター全員に伸び幅があり、自己を投影できるから感情移入しやすく可能性や希望を考えられるのが凄く良い。言ってしまえば真犯人だって適正者でいる事を捨ててでも夢を取ったわけだし、捕まったというのに割りと良い顔なのだから困ったもんだ。

兎に角、見れて良かったと胸を張って言える一作!
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theme : 映画レビュー
genre : 映画

プロフィール

あんだーそん

Author:あんだーそん
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