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「El shaddai」レビュー

ウオオオオオォォォオオオ!イエス!イエェェス!!ウオッ ウオッオオオオオォォオォォ!

エルシャダイ発売したぞおおおおおおお!!!!

さて、こんなブログを見てくれている貴方ならもう手元にエルシャダイがあるかもしれないが、プレイするのが明日の出来事になるかもしれない人やそもそも購入の予定が無いって人向けにレビューをしたいと思う。
正直ストーリーに関しては自分自身全く把握できなかったので確信に触れるネタバレは無いが、チャプターの流れや先入観を持ってプレイしたく無い人はプレイ後まで読むのを待って欲しい。

言い切っちゃうけど、このゲームはビジュアルの面白さが大半を占めるからね。

さて、最初に断言しておきたいのが「ストーリーに期待してはいけない」という事。
神話を元に組み立てているのだろうが全く知識が無い自分にはワケがわからなかった上に、主人公であるイーノックの感情や成長も自分で想像する事で補うしかないといった所だ。
物語の考察が好きな人なら素材としては最高だろうが、明快に解決してない作品にイラつきを覚える人にとってはよろしくない終わり方なのはまず間違いないだろう。(それでも後々元となった神話や各キャラの設定を見直すと雲が晴れていくようで面白いけどね)

なので、一先ずこのレビューでは読み物としてのエルシャダイではなく「アクションゲーム」としてのエルシャダイについてレビューしたいと思う。


自分は「デビル・メイ・クライ」や「ベヨネッタ」という所謂スタイリッシュ系アクションゲームのプレイ数がかなり浅い。なのでこれを踏まえて自分の感想を受け取って欲しいがエルシャダイの戦闘アクションは非常にシンプル且つ、派手さに優れつつも考えながらプレイできる丁寧な作りだったと言える。
それなのに体験版で良く言われていた「敵が硬い」という意見が多かったのは、エルシャダイにおける定石を体験版内で体験させる事ができない作りだったからなのだろう(自分は去年のTGSでやった切りだったので今配信されているのは知らない)

武器が基本3種で攻撃方法も各武器平均6つと最近のゲームでは非常に少なく思えるが、あのスーパーマリオも姿を変えた所で攻撃パターンが劇的に増えるわけではないのに、アクションゲームとしては満足度の高い面白さを発揮している。エルシャダイもそれに近い物があり、画面に見える敵も落とし穴や一撃死する針といったステージのギミックとして配置しているように思えるし、ボスの攻略法も分り易いほどパターン化しているので目指していた方向は「スタイリッシュアクション」では無いのだと個人的に感じた。

それでもこのゲームのビジュアル的な面白さは群を抜いており、現行機だからこそ出来る新しい表現方法だというのは間違いない。矢継ぎ早に切り替わっていくステージの彩りはPVやその他映像等で味わっているだろうが、思いの外プレイに集中していても映像効果は邪魔にならないしイーノックが進むべき道は驚くほど分かりやすい。(だがそれでも糞っ垂れな冥界ステージは大っきらいだ)下手にカメラで周りを見渡せないおかげで進行に関するトラブルはほぼ排除されているのだろう。それでもしっかりと分岐があったり、ゲーム内で散々言われている人が持つ唯一の力「選択」をさせてくれるのでNO考プレイをさせず、没入させる要因になっている。

戦闘アクションでの長所はHUDを一切排除した画面作りとカメラワークにある。
特殊な技を発動した瞬間や武器崩しの瞬間等、画面が切り替わったりするがこれが見事にPVの通りでプレイしつつもムービーを見ている様に錯覚させられるのは言うまでもない。カメラ操作は数多のアクションゲームで求められる要素だが、そもそも今まで優秀と言われているアクションゲームの中にはプレイヤーの操作量を減らすために自動カメラだったりするものがあるし、個人的にも下らない「物探し」をさせられるのはゲームのテンポを悪くする要因にしかなっていないと思う。レベルデザインさえしっかりしていれば問題ないが、難易度を無駄にあげるためにその点がおざなりなゲームは多い。
少し話がずれたがエルシャダイでは戦闘フィールドも限られ、狭いために敵を見失う事も無いし、多数の敵を相手取るのに不満を感じる事も無かった。回避行動自体は各武器に搭載されてる特殊移動で行動をキャンセルすれば難なくできるので、ここらへんで悩んでいる人が多いのは若干ゲーム内での操作方法の説明が甘いという事だろう。

それでも、堕天使達のアザゼル・サリウス・エゼキエル・アルマロス戦のBGMや戦闘は非常に楽しい物があり久々に楽しく3Dアクションを遊ぶ事ができた。


PVが流行りだしてから崖っぷち一同応援し続けたエルシャダイであり、発売してから酷評と呼ばれるものが感情的なものばっかりだったので、ある程度は肯定的なレビューから始めたがここからはきっちり不満点も述べていきたい。

所謂スーパーマリオ的なアクションゲームとしては非常に丁寧な作りな本作といえど、頂けない所はたくさんある。それは「攻略対象のバリエーション」だ。
前述した通り「敵もステージのギミック」と自分は捕らえたがそれにしてもパターンが乏しすぎた。イーノックが使う三種類の武器同様、様々な敵キャラクターも三種の武器を使用してイーノックに襲い掛かってくるが敵と武器の組み合わせは合計で6種類ぐらいしか感じられなかった。
名前とデザインは変わるものの動き自体は殆どコンパチであり、人型・浮遊型・ゴリラ型の三種しか用意されてないので終盤あたりにはギリギリで飽きが来てしまう。(プレイヤーの技術があがっていくので終盤の方が早く倒せる分まだ救いがあるが)また、「ガーレ」というファンネル系の武器を持っている敵しか空中にいるイーノックを攻撃できないため基本空中にいれば「大丈夫だ、問題ない」というのも攻略法のバリエーションを減らしている要因だろう。例えばこれがスーパーマリオであるならノコノコからパタパタへ、クリボーからハネクリボーへ、といった様に若干上位互換の敵も用意されているがそういう敵の進化は全く無いのが残念でならなかった。
逆に言えばあれだけ少ない種類の敵で終盤まで楽しく遊ばせる事ができたのだからもうちょっと何か用意できた筈だが…それは今後に期待したい所だ。

また、冒頭にも書いた「デビル・メイ・クライ」や「ベヨネッタ」の様にお好みのアクションで攻略したい、と考える人にもこのゲームは合わない。あくまで「エルシャダイ」において武器によるアクションとはステージを手っ取り早く攻略するためのアイテムであり、シチュエーションによってその都度変えていかなければいけないので、割り切った考えを持ってステージに挑まなければいけないのが辛い所だ。
なまじ3Dアクションという分野なので他の名作3Dアクションと比べられがちなのは仕方ないし、ゲームを買ってその性質にがっくり来た人を産み出してしまったのはゲーム内容の宣伝の仕方がまずかったと言わざる終えない。

後は先にもちょろっと書いたがクソッタレの冥界ステージの様にちょっとやりすぎなテクスチャは100回テストプレイをして半数以上の人間が「快適!」と笑顔で発言できるものとは到底思えないのでどうにかして欲しかった。
冥界ステージ以外はどんなに凄い画面効果を使ってても快適なプレイが楽しめたが、あのチャプターだけは自分も感情的になってしまう程本当に苦痛だった。



総合的にはゲーム内に満遍なくサプライズは用意されているし、元からそう作られていたのか、はたまたニコニコで受けたからそう作ったのか、制作スタッフがわかってやっている様なジョークは非常に良かった。
特に発売までほぼ露出の無かったアルマロス関連のイベントや展開は良い意味で期待を裏切られた。
ストーリーを度外視しての自分の評価は100点中80点ぐらいという所だが、もしこれにストーリーの要素を加えるなら65~75点ぐらいの良くて「良作」と言われる出来だろう。
値段が値段なので新品を興味本位で買った上に好みでなかった場合はダメージがでかいかもしれない。



ちなみにここからは本レビューとの関係性が薄いが自分は特に「糞ゲー」という言葉が嫌いで、もし本作品が糞ゲーならば今まで相当数ゲームをしたプレイヤーが何度もリプレイした結果「糞ゲー」と言わざる終えなかったゲームや、予算やスケジュール、スタッフの怠慢で生み出された「糞ゲー」達に対して失礼だし、個人的な観点から言わせてもらえばそれはもう「ゲームを楽しむ」という事に飽いているんじゃないかとも思えてしまう。
可愛い女の子や格好いい男の子、作りこまれたストーリーが評価されるのが一般的になってしまった昨今、ゲーム自体の作りに対してはあまり目が向けられなくなっている現在、一時的な印象やネットの情報を鵜呑みにして感情をコントロールされてしまうのはいかがな物か。
個人の好き嫌い自体は仕方の無い物なのでまずは「何故自分はそれを受け入れられなかったのか」を理性的に考えて欲しい。でないと周りの「それが好きな人」を知らずに傷つけてしまうかもしれないし、余計な敵を作る事にもなるかもしれないからだ。

まぁ、2chの掲示板やゲハブログのコメント、twitterではいくら呟いても構わないけど少なくとも割と親しい相手には注意してね。
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theme : エルシャダイ
genre : ゲーム

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あんだーそん

Author:あんだーそん
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